レトロに気軽に。カジュアル着物のススメ

先の週末。
着物のリサイクル市場について勉強したいとお話していたところ、リサイクル着物屋さん巡りに連れて行って頂く機会に恵まれました。

 

この日の朝は雨が降っていたこともあり、歩きやすく気軽に・・・ということで、銘仙の単(裏地のない6月9月に着用する着物)に半幅帯、足下はスニーカーを合わせて出掛けました。

 

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手軽に着付けられる半幅帯

半幅帯は、浴衣に合わせる帯としてよく使われるものです。
浴衣用と思っている方も多いようですが、日常着の着物でも使います。

帯締めや帯揚げなどもなく結ぶだけでOKなので、普段着や気軽なおでかけ時に合わせるのにも重宝するのです。
(朝ドラ「花子とアン」では大正〜昭和の日常着物におしゃれに合わせた半幅帯がたくさん見られました。)

また、カバンを肩からかけても帯をつぶさないで済むので、PCバックを背負うときにも活用しています。

 

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この日着たのは母から譲り受けたもの。不思議な柄がとても気に入っています。

 

気軽なおでかけにぴったりの銘仙

銘仙は、大正・昭和初期に一世風靡した、当時のファストファッションとも言うべき生地の着物。
多様なデザインのものが作られて日常着で女性がおしゃれをするのに活躍しました。

※昭和初期には通販まであったというから驚き!
ほぼ日「女性みんなが「銘仙」を着た時代。」に詳しく書かれています。

現代では生産量はかなり減ってしまっていますが、レトロで可愛い自由な柄が多いのでリサイクル市場を中心に若い女性に人気があります。

お値段も数千円程度で手に入るものも多く、着物初心者の方、カジュアルコーデがしたい方にお勧めです。

 

着心地も、お手入れも快適に・・

脱いだらハンガーに干して陰干ししてから片付けるのが1年通しての鉄則。

梅雨の季節は湿気が多く汗もかくのでお手入れが気になるところ。
着物の下に着る長襦袢も、洗えるものが色々とあります。

この日は、綿レースの長襦袢(写真で袖から少し見えているもの)を着ていました。
涼しい上、このまま洗濯ネットに入れて洗濯機で回せてしまうのでとってもラクチンです。
※綿レース長襦袢は、本当は真夏用ですが現代の日本の夏は暑いので今時分から使う方が多いようです。

着物は大変!暑い・・・なんて言いますが(確かに寒くはない)、ちょっとした季節ごとの工夫で過ごしやすくなります。

この他、肌襦袢の代わりにフレンチスリーブの肌着やシャツ(UNIQLOのエアリズムなど涼しい機能性下着)を着るとより快適になるのでオススメですよ。

 

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足下はこんな感じ。

当然ながら、スニーカーはとっても歩きやすい!!

雨で足袋を汚す心配もなく快適に一日過ごすことが出来ました。

普段は草履と名古屋帯のオーソドックスな合わせが多い私ですが、たまには遊んでみるのもいいなぁとウキウキ愉しめたスタイリングでした。

 

お洋服と同様、TPOを考えながら、カジュアルに遊ぶときはそれを愉しむ!

和服も、現代らしく自由に着たいものですね。

 

小俣荘子(omata shoko)
クラシノキカク 代表 / ディレクター・コラムニスト・施術家
衣食住にまつわるコンテンツの企画・ディレクション。頭蓋矯正と深層リンパドレナージュを中心とした身体を美しく健康的に整える施術。
「心地よい暮らし」を切り口に、心と身体の双方から健やかに日々を愉しむ提案をしています。

2015-06-19 | Posted in blog, 着物・浴衣, 日本のことNo Comments » 

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