羊毛作家
今日生まれたシロクマ兄弟♬ 羊毛フェルトを針でちくちく刺して作ります。
左はわたし作。右は今日誘ってくれた叔母でデザイナーののりちゃんの子。
1頭1頭、姿・顔立ちがみんな違うのも愛おしい。
材料となる羊毛フェルト、白と黒とグレー。なんだかこれだけで羊さんに見えますね。
右は先生のシロクマさん。
左は、薄く伸ばした羊毛フェルトを真ん中で結んで頭にして2つ折りにしたところ。
そこに腕になる細長くのばした羊毛フェルトをはさみこみます。
これがシロクマになっていくなんて不思議です。
針でツンツンして形を整えながら、上から羊毛を足していきます。
包帯のようにクルクルときつめに巻いて足していくのですが途中ミシュランボーイみたいになってきて・・・。
ちょっと不安になります。笑
針でつついているとどんどん身がかたくなっていくのですが、型崩れを起こさないためにはフワフワ感を残しながら硬めにしていくのが重要なのだそう。
こうやって作っていると
「シロクマってお腹出てたんだなぁ」
「小顔で胴長な方がかわいい」
「腕がとってもたくましい!」
「足は泳ぎ易いようにちょっとヒレみたいになってる」
と、普段何気なく見ているものをじっくりと観察したり、思いを馳せるきっかけになりますね。
色々などうぶつを観察して作ってみたくなりました。
ワークショップに参加したみなさんの子たちとの集合写真。
同じ材料から生まれたのに、本当にみんな個性がありました♬
なんだか私のシロクマくん、やたらとご機嫌な様子。
楽しくつくった私の気持ちが伝わったのかも。
帰りにPCバッグに入るシロクマ氏。
この姿で次の仕事に行きました。
なんか頑張れる気がしたよ。笑
おまけ
今日教えて下さった先生、緒方伶香さんの作品たちをレポートするシロクマ氏。
ハリネズミさん可愛い♡
こちらは、シロクマのもこもこお面♬
緒方伶香さんサイト「hopetosa」
http://hopetosa.com/
緒方伶香さんの作品は、ナマケモノ、アオアシカツオドリ、ソマ
特徴を的確に捉えて生み出す愛らしい動物は
ぜひ覗いてみてください^^
来年は羊年!
年賀状をあれこれ考えながら日々を過ごしている今日この頃ですが、もこもこの羊さんたちから頂く羊毛。
羊毛フェルトでつくるいきものたち。
夜中にやっていたらちょっと丑の刻参りか?!という姿(と思うのは私だけかもしれませんが、)ですが、作っているだけでなんだかとっても幸せな気持ちになります。
みなさまもぜひ、一度トライしてみてください♬

コンテンツディレクション、文筆。工芸、古典芸能など暮らしや日本文化に関することを中心に、講座やイベントの企画・ディレクション、取材・執筆をしています。和樂web(小学館)、サントリー、中川政七商店、NewsPicks NewSchoolなどでお仕事中。夜の散歩、のんびり美術鑑賞、お茶の時間、動物が好き。