三田ゾーマ「ウェブニュース一億総バカ時代」本当のことを知っておこう。

いきなり思い出話で恐縮ですが・・・

新入社員時代、最初の職場は宣伝広報課だった。
タイアップ広告なるものを知ったのはこの時。

「ってことは、ほぼタイアップ記事で構成されてるゼクシィって広告の束を買うためにお金払ってるのか・・・」とウブな私は衝撃を受けたのでした。(ゼクシィに限らずな話ですが、当時ブライダルギフトがメインの担当だったので身近な媒体が思い浮かんだのです。)

構造がわかると世界を見る目が少し変わる。知るって大切だなと思った出来事。

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「無料のウェブニュースの内容は『話半分』ぐらいの見方をする」
本書のメッセージを一言でいうとこうなるのかな。

 

さて、この三田ゾーマ氏の「ウェブニュース一億総バカ時代」は、ステマ(ステルスマーケティング)の暴露本のようなふれこみで売られているのだけれど、

・ウェブでのニュース(広く情報を記事にしたもの)と媒体の構造を理解する

・利用するときの心構え(スタンス?)を知る

という視点で読むと得るものが多いと感じました。

ウェブニュースの基礎知識から始まり、指標となる数字の話、広告の種類、そして多様化するステマについてなどなど。

個人的には、記事タイトルの付け方の話と、編集者・営業・広告主・広告代理店の力関係の変化についての言及が興味深かったです。

 

発信するときって、迷う。

なぜ迷うのかっていうと、清く正しくありたい、フェアでありたいと思うから。
だけれど、目的を達成したい(アクセスが増える・ものが売れる・集客出来る・多くの人に共感されたい)。
上手さと清さの両立がしたい。ズルはしたくないのです。

さて、どうする。
そんなときに、(知らぬ間にやってしまうことも含め)悪にそまらず、効果を考えるにはやはり正しい知識が必要なのでしょう。

発信する側の立場でSEO対策や読まれる記事を書くために考えるべきことを学んでおく。
本書では現役の「中の人」の実際的な言葉でそれがつづれらているため、受信者(読み手・ユーザー)としてだけでなく発信者として「自分がどうありたいか?」を考える機会になるように思いました。

 
新人ライターやブログを書く人などにもお勧めの1冊なのでは。。
 

小俣荘子(omata shoko)
クラシノキカク 代表 / ディレクター・コラムニスト・施術家
衣食住にまつわるコンテンツの企画・ディレクション。頭蓋矯正と深層リンパドレナージュを中心とした身体を美しく健康的に整える施術。
「心地よい暮らし」を切り口に、心と身体の双方から健やかに日々を愉しむ提案をしています。

2015-06-27 | Posted in 読んだ本No Comments » 

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