縁あって参加させていただいた、 絵日記講師 塩崎沙和さんの絵日記講座。
今回は外苑前にある純度100%の暗闇空間、Dialog in the Dark(ダイアログインザダーク)を活用しての課外授業でした。
この暗闇体験で、日常いかに視覚情報に依存して世界を認識しているかを実感しました。
五つも感覚あるのにね。
自分が暗い所、狭い所が好きなのはなんで??って掘り下げた事はなかったですが、きっと視覚情報への恐れ(自分の見た目や相手の顔色、それこそ「世間の目」みたいな「目」で見えるもの)の存在が大きいってことなんだなぁと。なんて思ったり。
対面より、手紙やメールでのコミュニケーションの方が得意なのも(じっくり考える時間が取れるという点も大きいのだけれど・・)同じ理由かも?などなど考えをめぐらせていました。
暗闇だとパーソナルスペースが縮まって(ドキドキしつつも)手とか繋げちゃう不思議。
DIDでのフィールドワークのあとは、サワさんの講義。
暗闇で体験した事のみんなのシェアに始まり、「美」とは何か?という話から、ありたい自分、理想の美を掘り下げていきます。(まさに五感の話など)
この絵日記講座が面白いのは、知性や理性と合わせて感性の部分にスポットを当てていくところ。
「絵日記」という、「文字×絵」のアウトプット手法を通じて言葉にならないことも含めて内面を掘り下げます。
スマートノートやプライベートライティング、コーチングに似た要素があるかも??その辺りのいいとこ取り+αが絵日記は絶妙だな、と思う。
考える事と感じる事を行ったり来たりできるので、なんだか腑に落ちるんだな。
自分の性質を発見・認識するだけでなく、その(大人な自分としては良くないと思っている)性質を「許可してあげる(許してあげる)」「受け入れてあげる」ことで、本当の大人になれる。
これってよく言われる事だけれど、実行するのって案外難しい。
絵日記を通して日々見つめる事でちょっとずつちょっとずつ自分の中に馴染み込ませていく⇒のびのび生きやすくなる。&きっと魅力的な自分になれる。これってすごく素敵なことなんじゃないか。
絵日記講座、引き続き受ける予定ですが、初めての方向けもまた9月を募集中とのこと。
ご興味ある方はぜひ♬
◉大人の絵日記講座 〜はじめて編〜
https://www.facebook.com/events/1004939372891220/
普段の感覚や思考とは違うところをたくさんつかった一日。
帰り道、プールのあとみたいにぐったりと心地よい疲労感。
そして、いつもの眼精疲労とは違うところの頭痛。
「脳の筋肉痛」って呼ばれるらしい。
よく施術中に頭を触りながらクライアントに「このあたり張ってますね、目とか疲れてますね」なんて話をしますが、違う所を使うとこうなるのね(全然張り方も場所も違うのね)、というのを内側から(?)体感して、現代病ってほんとだなぁみんな同じ所張るってどんだけ目使ってるんだ!?としみじみ実感したのでした。笑
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大人の絵日記学
公式サイト:大人のための絵日記学!
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コンテンツディレクション、文筆。工芸、古典芸能など暮らしや日本文化に関することを中心に、講座やイベントの企画・ディレクション、取材・執筆をしています。和樂web(小学館)、サントリー、中川政七商店、NewsPicks NewSchoolなどでお仕事中。夜の散歩、のんびり美術鑑賞、お茶の時間、動物が好き。