昨日は、素敵な女性チームが企画されている
「お馬さんと対話する」プログラムを体験させていただいてきました。
広々としたところで放牧されているお馬さんたち。
放されているお馬さんをキャッチしてひいてきたり、
ご飯やブラッシングなどお世話を通して対話したりと少しずつお近づきに。
草の好き嫌いに個性があったり(いらないと鼻で押し返されたり、ポイってされる!)
気になる所の筋肉が繊細にピクピクと動いて反応するのが伺えたり。
こんなにそばでお馬さんと接するのは初めてだったので、新鮮なことがたくさん!
こちらの写真は「ゴハンはまだかね?」と順番待ち中の方々。
ゴハンの時間はきちんと正確に。順番にそれぞれのお部屋に干し草とお水をサーブしていきます。
特に印象的だったのが、身体に触れずにお馬さんと対話(話しかけたり距離を変えて動いたり)して、一緒に歩き出してもらうというゲーム。
なかなかイイ感じに相手にされず、後半で少し気にしてもらえるようになったものの、連れ立てぬままタイムオーバー。
イイ感じにスルーされております。。の図。
表情を読み取るのはなかなか難しくて、普段接している動物(人や犬やハムたち)と反応が違うことに戸惑ったり考えすぎたり…。これって、よく知らない人と対話する時にすごく似てる。
知識や先入観で相手を見てしまって、ちょっとした反応(相手の本音)に気付けなかったり、一方で変に遠慮しすぎてこちらの思いを伝えきれなかったり。
コミュニケーション時についついやっちゃう自分のクセや、あ!そういう事だったのか!みたいな気付きをたくさん得られた。
お馬さんの反応(や無反応)を通して自分の事をかえりみる貴重な機会となりました。
習慣やルールで思考停止に行動するでも、勝手に想像して考えこむんでもなく、ちゃんと感じて観察して、(最後はこちらの熱意や本気度も!)動ける人でありたいなぁ。

クラシノキカク代表/ディレクター・ライター
「衣食住」にまつわる企画のディレクション。日本のものづくりや、古典芸能、茶の湯、きもの、美味しいものについてなど書いています。動物モフモフ、らくがき、ひるね、読書が好きです。