前回は、ハンズがやってきた日のことを書きました。
こうして始まった3匹暮らし。
ゆるっとした共同生活だろうと安心していたら、
意外に受難な日々が待ち受けていました。
あんなに大物な感じで揺られてやってきたハンズでしたが、
実は、ちょー恐がり!
ちょっと近づいただけで、ピューっっっと寝床に逃げていってしまいます。
小屋を掃除するために手を入れようものなら、
ガブっ!!!
っと、噛まれて、毎日血まみれな我々(汗っ)
ハムスターの一本釣り!?笑
こんな光景もしばしば・・。
とっても怖かったみたいで、いったん噛み付くと持ち上げてもはなれないのです。
※へらい(夫)はダルシムではありません。←古い
これまで、のんびりタイプのハムとしか暮らした事がなかったので、
どうやって仲良くなろうか試行錯誤が続く日々。
散歩のあと、手の上には乗ってくれないので、おやつを紙の上に置いておびき寄せるの図。
紙の上に乗ったところで、そろそろと紙ごとおうちへご案内。
触れ合えないって寂しい・・。
他にも、軍手して近づいてみたり(嫌がられてガッツリ噛まれる・・)、
手の上にエサをおいて誘導してみたり(こちらもガブり!)・・・・・・。
ペットショップからやって来た子でも、普通は2週間位で慣れてくれるそうなのですが、
3週間経っても、さっぱり慣れてくれません(涙)
もう遠くから見守るしかないのかしら・・と諦めかけた頃、
やっと思いが通じたのか(単なる気まぐれか?!)そんな恐がり大王の彼が手に乗ってきてくれました。
そろり、そろりと乗ってくるハンズ。
ハムスターは緊張していると小さな手で必死に爪を立てます。
最初に手に乗った時の感触はちょっとチクチク。
恐る恐るながら信用し始めてくれたんなだぁと、もう嬉しくって嬉しくって。
ハンズが乗ったぁぁ!!!
その日は、へらいと2人でずうっとその話をしていて大興奮でした。
今では爪を出さずに小さな手足がペタッとくっつく感触を味わう毎日です。
ドンとかまえてモノグサなハンズだけれど、最初はとっても緊張してたんだね。
そんなチビッ子ハンズの勇気のお陰で我々のハンズどっぷりの生活(HANZFUL LIFE!)は始まったのでした。

コンテンツディレクション、文筆。工芸、古典芸能など暮らしや日本文化に関することを中心に、講座やイベントの企画・ディレクション、取材・執筆をしています。和樂web(小学館)、サントリー、中川政七商店、NewsPicks NewSchoolなどでお仕事中。夜の散歩、のんびり美術鑑賞、お茶の時間、動物が好き。
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とても温かみのある言葉だね。ハンズ君がへらい先輩とばくらちゃんに慣れて行く過程のエピソードを聞いた後では、この言葉の温かみが一層感じられます。
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>serakuさん
コメントありがとうございます。
そんな風におっしゃって頂けて嬉しいです。