南青山に移転された着物専門のブライダルレンタルサロンCUCURU(ククル)。
移転リニューアルオープンのレセプションにお邪魔してきました。
お着物のレンタルサロンですが、モダンなエントランス。
白を基調とした空間は、色遊びを愉しんで欲しいというコンセプトから「あなた色に染めてください」という思いが込められているのだそう。
婚礼に向けて胸が高まるディスプレイ。
フィッティングルームは白をベースに、白無垢も映える薄鼠色の壁紙。
壁一面の棚に並ぶ衣装たち。見やすくて眺めているだけでも愉しい!
柄や生地をゆっくり眺めながら選んでいけるのが嬉しいですね。
こちらは、花嫁の胸元を彩る筺迫(はこせこ)の棚。
私、大好きなのです。笑
繊細な刺繍や美しい織り、様々な色やデザインのものがあってずっと眺めていたかった。
同じ一着でも色の重ね方ひとつで雰囲気ががらりと変わるのが和装ならではの愉しみ。
纏っている着物や帯とその人の相性で「ちょうどこの色!」という帯揚げと巡り合わせるのは案外難しいのですが(この間の色が欲しい!!なんていう事が多々あるのです)、微妙な色合いがこんな風にグラデーションで揃えられているとぴったりのものを見つけられそう。眺めているだけで心躍りました。
魅力的なヘッドドレスも数多く並んでいました。
大ぶりで大胆なヘッドドレスや、繊細なもの、洋装にも併せられるようなモダンなもの・・・。
和なものからドレスでも纏えるようなデザインまで。
こちらの棚はブライダルアクセサリーブランドprieredumiroirさんのもの。
洋髪に和装も人気のあるスタイリング。ヘッドドレスでもそれを引き立ててくれそう。
私は奥のゴールドのティアラがすごく好きでした。
ヘッドアクセサリーブランド rippmonsterさんのデザイン。
THE 結婚式!という感じではなく、日常の延長で自然に馴染み込みながら花嫁さんを引き立たせるデザインとして考えたと作家のMicaさんが語ってくださいました。
お洋服に合わせても引き立たせてくれそう♬
南青山「まめ」のお菓子。
こちらも和と洋の融合ということで、和菓子とチョコレートを頂きました。
スタッフの皆さんは、白をベースとした衣装にポイントで赤を差すスタイリング。
この日に合わせて作られたという、CUCURUさんのロゴマークとの組み合わせでデザインされたブローチも素敵でした。
CUCURUさんが素敵だなぁと思うのは、
「本物」にこだわって選び抜かれた衣装や空間はもちろんのこと、
立ち上げに当たっての「思い」のところ。
「もっと好きに着物を選べたらいいのに」
私が自分の結婚式で抱いた素朴な疑問が、
CUCURUが生まれるきっかけでした。
ひとりの花嫁としての思いが原点にあるからこそ
花嫁さま一人ひとりに向き合っていきたい。
だから私たちは、“らしさ”にとてもこだわります。
結婚式は、季節、式場、新郎新婦の理想が
折り重なって生まれる唯一無二のもの。
本当に相応しい、ただひとつの着物がきっとあります。
それを花嫁さまと一緒に探し、組み合わせを楽しみ、
納得していただける一着をご提案させていただく。
「CUCURUの着物でよかった」と
ひとりでも多くの花嫁さまに感じていただけたら
それ以上の喜びはありません。CUCURU 代表 安東夏子
(http://cucu-ru.com/company/)
そんなときに、洗練された衣装に囲まれながら、安心して相談できる場所があることってすごく心強いはず。
幸せな結婚準備、結婚式。
CUCURUさんならきっと叶えてくれますね。
CUCURU
http://cucu-ru.com/
東京都南青山5-7-21 芥川青山ビル1F

コンテンツディレクション、文筆。工芸、古典芸能など暮らしや日本文化に関することを中心に、講座やイベントの企画・ディレクション、取材・執筆をしています。和樂web(小学館)、サントリー、中川政七商店、NewsPicks NewSchoolなどでお仕事中。夜の散歩、のんびり美術鑑賞、お茶の時間、動物が好き。