先日結婚式を終えたばかりの花嫁さんにお会いしてきました。
結婚式アイテムのデザインディレクションでお手伝いをさせて頂いたのですが、
ご本人達だけでなく、ご両親がとても喜んでくださったと言う事を聴かせて貰えて、
なんだかすごくこみ上げてくるものがありました。
新郎新婦は、昨年悲しいお別れがあって、一度お式も中止して、
今回やっとのことで結婚式を迎える事が出来た方々でした。
今回やっとのことで結婚式を迎える事が出来た方々でした。
外から触れて欲しくないものだろうし、最初はちょっとクールに構えていらっしゃる様子だったので、
あんまり踏み込むのも悪いかな・・と思って躊躇していたのですが、
やっぱり本心が聴けるまで色々話し合って進めて良かった。
お式に参加は叶わないけれど、きっと一緒に祝福してくれている亡くなったお母様の愛したものを
モチーフにしながらお2人らしいアイテムを作りました。
結婚式って、当事者だけでなく、その場に集ってくれた方々、
直接は参加出来なかったけれど2人を祝福してくれる全ての人にとって
意味のあるみんなを幸せにするものだと思います。
アイテムの1つ1つも、忙しい中必死に準備をする新郎新婦の想いを表現する大切な一部。
お二人の思い伝えるお役に少しでも立てたなら嬉しいなぁ・・。
お二人とも、末永くお幸せに!!

コンテンツディレクション、文筆。工芸、古典芸能など暮らしや日本文化に関することを中心に、講座やイベントの企画・ディレクション、取材・執筆をしています。和樂web(小学館)、サントリー、中川政七商店、NewsPicks NewSchoolなどでお仕事中。夜の散歩、のんびり美術鑑賞、お茶の時間、動物が好き。