昨日ある打ち合わせで、男性の家事についてのお話をしていました。
そこで思い出したのが、昨年受講した、
管理栄養士 食育子さんに教わる「夫婦で楽しく雑穀教室」。
夫婦で一緒に参加して、雑穀についての知識から活用方法(手軽さに感激!)を教わり、
一緒に調理実習までできる少人数制の贅沢な時間でした。
この日のために、へぷろん(へらい柄のエプロン)なんて作ったりしてみた♬
玄米のリスクの話や、自分たちに合う雑穀の選び方など教わりました。
雑穀って簡単に取り入れられる事がわかったので、
この後、我が家の雑穀LIFEが充実したのは言うまでもありません。
ですが、それに加えて!
この企画に参加して良かったなぁと思ったことがありました。
それは、夫の料理への意識の変化です。
家事は色々頼めばやってくれる夫ですが、料理については
「よくわからんし面倒くさそう(クリエイティブなこと?は苦手だそうな)」という感じでノータッチ。
そんな彼が、ちょっと実習をやってみて、
「案外やれるやん?」と思ってくれた事が大収穫でした。
また、調理する時のあれこれポイント(包丁の扱い方やフライパンさばき等)、
自分が知らない&出来てない事を横で奥さんがサクサクできちゃってることが衝撃だったみたい。にやりっ。
私は、もちろんプロでもなんでもなく普通の主婦なので、
お料理でやっているのもちょっとした知識や練習で出来るようになる事ばかりだったんだけど、
腕の差(って言うと大げさ?!)を見せつけられて、尊敬の念が生まれたらしい(笑)
もっと労ってくれてかまいませんよ?と調子に乗った次第です( ̄▽ ̄)
(本人すごく褒めてるみたいですが・・・言葉の使い方には注意しましょうの図。普段も作ってますから!!)
お料理って、知らないと実際以上にめんどくさく感じたり、
ハードルがあがっちゃってるものなんだなぁと実感した出来事でした。
それで、ちょっとしたポイントを知らないでやると失敗して余計に嫌いになっちゃったり・・。
でも、いちど入り口を教えて知ってもらうと、ぐっと身近になって「案外やれるやん?」現象が起きるみたい。
あと、やってもらってることの実感が沸いたみたいで、これまでより労ってくれるようになった♬
新婚当初、こんなでしたから↓
<お互い帰りが遅くなった日>
ばくら(私)「まだこれから会社出るとこだから、何か先食べてて」
へらい(夫)「待ってるからいいよ、一緒に食べよう~」
というメールのやりとり。
何か準備して待っててくれるのかと思ったら、こんな有様!!ぅおいっ!
なんですかっ?この、待ってました作ってください的な謎のスタイルヽ(`Д´#)ノ
(この後、へらいが私にシバき倒された事は言うまでもありませんっ)
知識として知らないと、楽しさも苦労もわからないし、気付けないもの。
お互い思いやって暮らしているつもりでも、こういう意識の差があるとなんだかもったいない。
知る事で、相手の気持ちや求めてる事、知らず知らずに送られている愛情みたいなものを
より感じられるようになる事ってとっても素敵なことだなぁと思います。
このお料理教室もそんなきっかけの1つとして、とっても有り難い機会でした。
お料理教室の後、ちょっとずつ興味が出て来たみたいで(プラス、職場で必要に迫られる機会があって)、
レシピ本読んだり、ちょっとやってみてあれこれ質問してくるようになったり、
あのノータッチぶりからの変化を嬉しく思っている今日この頃です。
最近は得意料理も出来たみたい♬(私はまだ食べた事がない!!あたすにも食べさせろーっ)
今後の進化が楽しみです♬

コンテンツディレクション、文筆。工芸、古典芸能など暮らしや日本文化に関することを中心に、講座やイベントの企画・ディレクション、取材・執筆をしています。和樂web(小学館)、サントリー、中川政七商店、NewsPicks NewSchoolなどでお仕事中。夜の散歩、のんびり美術鑑賞、お茶の時間、動物が好き。