お茶のお稽古やお茶事の写真。
自分の勉強用に撮っておいたものがほとんどなのですが、かなり貯まってきていたので、フォトブックにしてお稽古の場に持っていきました。
「記録に」と先生に差し上げたところ、とても喜んでくださって嬉しかった。
作ったのは、2014年の纏めで一冊と、今年の初釜で一冊。
初釜は先生の卒寿のお祝いでもあったので、たくさん写真を撮ってみなさんの笑顔と賑々しい空気を詰め込んだつもり。
社中の皆さんも見て愉しんでくださったようで、初釜の分は追加注文まで頂くことになりました。
以前、写真教室に通った際に、プリントの魅力や、残してみんなで観ることの面白さを教わる機会に恵まれました。
今回のことも、物が“在る”ことの愉しさや意義(というとちょっと大げさかもしれませんが。)を身近に感じられる出来事でした。
こうやって形があることでそっとその場に置いておけたり、共有できる世代が増えるっていうもいいなぁ、と。
撮ったものをSNSでシェアしたり、同世代ではみんなでPCやスマホを覗きこんで眺めたり、楽しみ方も増えた今。
遠くの人と画像を通して気持ちを共有できたり、ふとした時に手元の端末で写真が取り出せてみんなで愉しめるって私も大好きなのですが、どちらも愉しみたい。
また、追加注文を頂いて気付いたのは「持っておきたい」という気持ちがあるということ。
確かに私も手元に置いておきたいものってあったりします。
絵本とかメッセージブックとか本の形をしたものを作るのが好きですが、物そのものも愛しているなぁと感じることがあります。
写真って、事実の記録だけでなく、その時の気持ちだったり思い出が蘇るきっかけになるもの。
ふとしたときに目にとまって、その時の気持ちを思い出せるって幸せだなと改めて感じたのでした。
☆写真を撮る愉しさ、残す魅力を教えてくれたのは、こちらのユニットの写真教室。
メルカフォト:http://mercafoto.com/
☆今回は、(ほぼ)スマホで撮った写真をweb上のサービスを使ってフォトブックにしました。
(画面上でもこうやってプレビュー確認できます。便利だなぁ。)
使ったのはPHOTOBACKというサービス。
レイアウトのバリエーションなどは少ないですが(先に自分でレイアウトしたものを用意しておいてはめ込めば問題ない感じです)、感覚的に操作できて手軽に作れるのでお勧めです。
こちらは、CanonのPHOTOPRESSOで作りました。
スマホ写真を手軽にまとめられます。
写真家 三井公一さんに教われるiPhoneography講座に通った際に作った写真集。
A day in the life
ストーリーを考えながら写真をまとめていく楽しさを体験する機会でした。
このときは、ハムスターで1冊作りたかったのですが、小さくて速いハムたちを捉えるのはなかなか難しく。
枚数集らず、ネコさまや植物(&植物男子)の写真と一緒にまとめました。
適当につけたタイトルはBeatlesの同タイトル曲からとったもの。
ジョンとポールの部分がネコさまとハムたちのパート、間をつなぐプロテューサーが書いたオケ部分が植物&植物男子のパートと思うと案外いいネーミングだったかも?なんて思った次第です。
せっかくならもっと写真上手くなりたいなぁ。色々習ったはずなので(汗)、もっとちゃんと意識して撮ろう!

コンテンツディレクション、文筆。工芸、古典芸能など暮らしや日本文化に関することを中心に、講座やイベントの企画・ディレクション、取材・執筆をしています。和樂web(小学館)、サントリー、中川政七商店、NewsPicks NewSchoolなどでお仕事中。夜の散歩、のんびり美術鑑賞、お茶の時間、動物が好き。