クラシノキカク

へらいゴロク【モノとのお別れ】


年末なのでお片づけのおはなしをば。。

夫はとてもモノモチがいい。
というか、捨てられないタイプ。
毎週溜まっていくジャンプとマガジンを捨てるのにもホントは抵抗があるそうな。

そんな彼は、未だに高校生の時に買った洋服を持っていたり、ヨレヨレなのに着てたり。。
(ヨレヨレだと着心地いいよね~と、アタクシ鬼嫁の部屋着になったりもしてますが。)
そんな彼が今月捨てたもの。
3年間連れ添った(酷使した?)チノパン。


ちょっと淋しそうにお礼を言いながらゴミ袋に優しく入れていました。

この子はヘビーな使われ方をしてヨレヨレで、
「もう使うのかわいそうだよ、そろそろお役御免にしてあげたら?」
という言葉をかけて、やっと先日思い切ってくれました。
30過ぎの大のオトナの男がモノに話しかけたりするなんて
もしかしたらちょっと変なのかもしれないけれど、
こうすることで少し気持ちに整理がつく。
感謝の気持ちがモノの供養になっていると思う事に私もしています。

引っ越しを何度もしてその都度一緒に片付けたり、
この10年かけてだいぶ整理はすることに慣れてくれたけれど
物を捨てるのって決意や思い切りが必要だったり、なかなか気持ちの折り合いを付けるのが難しい。

もともとは私も捨てるの苦手だからつらい気持ちはちょとわかる。。

だからこんな時は、「もう休ませてあげよう」と思ってお別れする事にしています。
思い出の品や、思い入れの強い物だったら、
写真を撮ったりすると気持ちに折り合いがつく時もあります。

消費する文化の中で生きる我々の贅沢な悩み。

無駄なものは買わないで、お気に入りの物だけを手元において
大切に使って循環させて行く事を心がけたいものです。

小俣荘子(omata shoko)

クラシノキカク代表/ディレクター・ライター
「衣食住」にまつわる企画のディレクション。日本のものづくりや、古典芸能、茶の湯、きもの、美味しいものについてなど書いています。動物モフモフ、らくがき、ひるね、読書が好きです。




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