シン・ゴジラを観たときに感じたこと(「ローグ・ワン」観てきたよ)

スター・ウォーズのサイドストーリー「ローグ・ワン」を観てきた。

全然別の話だけれど、以前書いたこの感想のことをなんだか思い出して・・・。
もっと書きたいことは奥にあるのに・・と思いながらまとめられなくて、表に出していない記事だったけれど、一度外に出してみようと思う。

(シンゴジラ観た翌日に書いてそのまま下書きフォルダに入れて、その後一ヶ月後くらいに出そうとして結局出さず、今日に至る記事です。なんじゃそりゃ!)

 

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先日、駄文だらけのmixiを読み返していて、残しておきたいと思った思い出や気づきや感じたことを、つたなくても記録しておくことって大切だなって思った。

そんなわけで、先月書きかけでそのままになってたシンゴジラの感想。
まとまってもいないけど、この感覚を覚えておきたかったので残しておこうと思う。

 

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シン・ゴジラ観て来た。

前半の淡々と踏みつけられ破壊されていく町の様子に、胸が苦しくなった。

子供の頃にチラリとTVで観たゴジラVSモスラの時も、横浜のみなとみらい地区が戦場となって、コスモクロックやインターコンチネンタルホテルなどが登場&破壊されいったんだけれど、そのときはミーハーな子供心で「知ってる所が映画に出てる!!」くらいなポジティブな思いで受け止められた。

 

だけど、今回はちがった。

 

ゴジラによってただただ淡々と破壊されていくリアルな光景は、多くの方が言っていたように3.11を思い出させた。

自然を前にして、人間の、自分の、無力感を目の当たりにしてただただ呆然とする、あのときの記憶が蘇った。

 

最後のシーン、ゴジラのしっぽに無数に引っかかっている人影に見えるもの。

諸説あるようですが、スクリーンで見て直感的に思い出したのは広島の原爆記念館にある、被爆して高熱に襲われて身体が爛れさせながら逃げる人々の展示だった。

(色んな意味で非核の想いのこもった映画なのだと思った。)

 

昨年公開のスターウォーズでも、これまでに感じた事の無いリアルを感じるシーンがあって、その先見られるか不安になった。

冒頭の戦闘シーンで、撃たれたストームトゥルーパーの手から主人公の1人フィン(当時まだストームトゥルーパー)のマスクに血がつく。

大勢いるストームトゥルーパーの中で主人公の存在を視認しやすくする演出だったのかもれないけれど、彼らも人間で生きているんだって気付いてしまうと、敵を撃ち落としてヒャッホーとも言ってられなくなってしまう。

あれが、スターウォーズで見た血が流れる初めてのシーンだったんじゃないか。。(エピソード5でルークの手が切り落とされたときも血は出ないし・・・)

 

と、話はそれたけれど、生身の存在(生き物としての温度感だったり、町並みのリアリティだったり)を間近に感じるリアルって、一気に自分事になる。

そしてそれが実感を伴う記憶とリンクすると、映画のストーリーを追うのと同時進行のバックグラウンドで色々な感情が渦巻いて落ち着いていられなくなる。

 

原爆の怖さも知っているけれど、体感としては知らない。3.11も東北で経験したわけではないけれど、リアルタイムで感じる恐怖や無力感は持っている。
ストームトゥルーパーが1人1人個別の人間なのに気づくこと。

無知でいるより、知っていた方がいい。知っている方が痛みがわかるから。
だけどこれってしんどいな・・・。

 

でもこの「しんどさ」を持っていることが大切な気がする。

それが「まっとうでいる」ことな気がする。

 

脳内バックグラウンドがぐるぐるしすぎて、「戦争ダメ絶対!」ということを強く思ったり(ゴジラ関係ない・・・)、どんな状況でも希望を見出していく「祈り」について考える夜だった。

 

シン・ゴジラを見て、人間の無力さは感じたけれど、諦めない事あがく事の大切さ(なんていうと安っぽいけれど)とかその先に希望があるのは何でも同じ!ということを強く感じた。

だからあの映画には希望があった。

私も諦めない人間でありたい。
(あとは、暴力的なアプローチ以外の課題解決の模索とか共生することを考えるとか、っていうのにも共感した。)

 

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話は戻って、「ローグ・ワン」。

この作品も、原爆の怖さ(デス・スターの恐ろしさを全作品の中で一番感じられる作品なんじゃないかと思う)や、太平洋戦争の終盤(「永遠のゼロ」くらいの時間)を思い起こすところの多い作品だった。
(それをアメリカの映画が描くことの違和感とかツッコミどころもあるんだけれど)

見る前から妹が「チーム人身御供のみなさんのお話」とローグ・ワンのことを言っていたけれど、そうなんだよね。

スター・ウォーズって、エピソード3を見ると、「エピソード4を見なきゃやってられん!」って気持ちになってループに陥る映画だと思ってるんだけれど、ローグ・ワンもそういうところがある。

だって、エピソード4には「希望」があるから。

ローグ・ワンはしんどさのある映画だけれど「希望」が見える、希望へと続く物語だったよ。

 

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』
http://bit.ly/2bEU5Qo

 

2016-12-16-02-52-28-2

シン・ゴジラでもローグ・ワンでもお世話になった桜木町の映画館。
そこのトイレの照明がいつ見てもダース・ベイダーに見える・・・(病気です)

 

小俣荘子(omata shoko)
クラシノキカク 代表 / ディレクター・コラムニスト・施術家
衣食住にまつわるコンテンツの企画・ディレクション。頭蓋矯正と深層リンパドレナージュを中心とした身体を美しく健康的に整える施術。
「心地よい暮らし」を切り口に、心と身体の双方から健やかに日々を愉しむ提案をしています。

2016-12-19 | Posted in blog, 映画・観劇No Comments » 

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