午前中お仕事のあと、午後は起業家の勉強会で渋谷へ♬
今日の着物は、大島紬にひげ綴れの帯。
この大島は、太古の昔、母がまだ細かりし頃のものだったので若干幅が足りない・・・(笑)
こんな時は、ちょっと下前を少なめに取って帳尻が合うようにして着ます。ふふふ( ̄▽ ̄)
体型が違っていても着られる幅が広いところも着物の嬉しいところかも♬
普通の日のお出かけには、
紬(つむぎ)の着物は着心地もよく、おしゃれに着こなしやすいのでとてもオススメです。
(大島は少し特殊ですが。)
紬の着物は、何度も着る事でやわらくしなやかになり、より着やすさが増します。
午前中の予定からバタバタと渋谷のカフェで駆け足で向かいましたが、
洋服顔負け(それ以上?!)の動きやすさでした。
イベント事でも色々とお世話になっているサトウ ユミコさんが主宰されたこの勉強会企画。
腕まくり状態で真剣です!笑
かなり熱中した勉強会にもかかわらず、
お茶会(女子会?)のような愉しい雰囲気で集中し続けられる不思議な環境でした。
サ
リラックスしながらも本気!という感じの、一番本音が出るコ
一人でやっていたら煮詰まることも、
真剣に見つめてくれる仲
心強さ
サトウ師匠、ご参加のみなさま、ありがとうございました
そして夕方からは、お使いがあり銀座へ。
初めて、老舗ネクタイ専門店「銀座 田屋」にお邪魔しました。
我が家では、父へのお誕生日プレゼントは毎年「面白ネクタイ!」と決めているのですが、
今年は誕生日(3月2日)までに、ベストのものが見つからず目録だけ渡されていた父。。
パッと見は普通だけどよくよく見るとちょっと変わっている・・・。
ギリギリ会社にしていっても怒られなそう(?)な変なネクタイを探してくるのが楽しいのです( ̄▽ ̄)
そんなネクタイを求めて、
今回はネクタイ専門店に相談してみよう!ということでお店に伺ったのでした。
店内に入った瞬間目に留ったのがこちらのネクタイ。
青みのグリーンが美しい本棚柄のネクタイ。
グリーンは父のテーマカラーでもあるのでぴったりでした。
棚の本には「日本史」と書いてあったり、「バッハ」といった音楽家の名前が並んでいたり。。
そんな文字まで細かに織られているというところに感動しました。
考えてみると、ネクタイもシルクを織って作られているもの。
着物に通じる技巧的な魅力を感じます。
老舗のお店に入るのはかなり緊張しましたが、
お店の方と着物のおはなしで盛り上がり、ネクタイ選びの時間だけでなく愉しいひとときとなりました。
その後も、デパートの中で、素敵なマダムにあれこれ話しかけられたり・・・・。
普段とは違ったご縁が生まれる事も、着物を着て出掛ける醍醐味の一つかもしれません。
素敵なご縁に恵まれて、いつもと違う銀座のお出かけとなりました。

コンテンツディレクション、文筆。工芸、古典芸能など暮らしや日本文化に関することを中心に、講座やイベントの企画・ディレクション、取材・執筆をしています。和樂web(小学館)、サントリー、中川政七商店、NewsPicks NewSchoolなどでお仕事中。夜の散歩、のんびり美術鑑賞、お茶の時間、動物が好き。