iPhoneを使うようになって、
SNSを愉しむようになってから写真が身近な存在になったように感じます。
父が写真をよく撮る人だったので子供の頃から比較的身近な物だったように思うのですが、
写真はなにか特別なときのものでした。
毎日撮ったり誰かの写真をSNS上で眺めたりという今の状況は、
何気ない日常を特別な物にしてくれる素敵なことなのかもしれません。
そんな素敵な写真ですが、SNS上で特に私が好きなのがinstagram。
美しいなぁと思う写真に出会えるだけでなく、撮り主の文脈が共有出来る場。
会ったことのない人の美味しそうな朝食に詳しくなってしまったり、
改めて自分の好きな物がわかったり、写真を通じてコミュニケーションが広がったり・・・
世界中の人の日常や「視線」が写真として垣間見られて世界が広がる楽しいアプリ。
文字でのコミュニケーションとはまたひと味違った面白さのある世界だなぁと思っています。
この日は、そんなinstaguramで見つけた不思議な場所に出掛けてきました。
さぁて、ここはどこでしょう??
撮られたひとは、みんな笑顔になる…
そんな不思議な写真館が、銀座メゾンエルメスにやってきます。
なにが不思議? それは撮ってみてのお楽しみ。
5月1日(木)から6日(火)まで、銀座メゾンエルメスにユニークな写真館がオープンしています。
まるで絵本から抜け出たような愛らしい馬車のカタチをした写真館は、
誰もが気軽に楽しめる、エルメスからのゴールデンウィークのプレゼントです。
メゾンエルメスの傍らに停められた
「Portraits de la FamilleCheval」と書かれた馬車に足を踏み入れると、
そこに小さなスタジオがつくられています。
みんなでポーズを決めて、懐かしい趣の写真機でシャッターを切ってもらったら……。
待つことしばし。
エルメスらしい“驚き”が仕掛けられた、遊びごころあふれるポートレート写真が出来上がるのです!
(Pen onlineの記事より抜粋)
森の中に停められたような馬車はほんとうに絵本の中のようで、
ここが銀座の中心であることを忘れさせてくれました。
馬車の中に入ると迎えてくれるのは、とても気さくでちょっと不思議な写真師Alberto。
レトロなカメラ(写真機という言葉の方がしっくりきそう!)で撮影してくれます。
こんな感じで、普通に楽しく和やかに写真撮影をするのですが・・・・
表に出て待つことしばし・・・・・
あでっ!私こんなに馬面だったけ?!??
他にもいろんな動物に変身!
紙に出力された写真が、アルバムになって出てきてプレゼントしてもらえました♬
レオパードのワンピースを着ていた従姉妹がしっかりシマウマにされていたのは、
偶然か、魔法の力か・・・・。
この馬車は、
「HERMÈS」の2014年のテーマ「メタモルフォーズ―変身」にちなんで設置されたものなのだそう。
見事に変身させられました!
(中国のちょっと恐い昔話を絵本にした「ふしぎなやどや」を思い出しました)
予約不要で、明日6日まで開催されているそうなので、
銀座にお出掛けの方はぜひ立ち寄ってみてください♬
(チケットを持った招待客優先ですが、朝整理券も配られているのだそう)
一緒に行った従姉妹とひととおりケラケラ笑って、お茶を愉しんで帰ってきま
した。

コンテンツディレクション、文筆。工芸、古典芸能など暮らしや日本文化に関することを中心に、講座やイベントの企画・ディレクション、取材・執筆をしています。和樂web(小学館)、サントリー、中川政七商店、NewsPicks NewSchoolなどでお仕事中。夜の散歩、のんびり美術鑑賞、お茶の時間、動物が好き。