一般社団法人ノマドプロダクション様の「新年賀詞交換パーティー 2017」にて和装のお手伝いをさせていただいてきました。
ノマドプロダクションさんは、アートプロジェクトに関わるプロデューサーやマネージャー、エディターなどフリーランスの方々によって組織されており、地域や形態を問わず、多彩なプロジェクトの企画・提案/制作・運営や、それらの体験価値を伝える広報ツールやドキュメントの編集・制作などを手がけていらっしゃる団体です。
新年の企画、せっかくなので和装を!ということでお声がけいただき、みなさんの着付けをさせていただいてきました。
日頃からアートに関するお仕事に携わるみなさま。
久々に着物をお召しになるとおっしゃる方も多かったのですが、みなさんすごく素敵なスタイリングでご用意されていて、着付けさせていただきながらすごく楽しませていただきました。(眼福です♫)
墨絵画家の鮫島圭代さんは、なんとご自身の墨絵作品のお着物を!
シックな帯揚げと帯締めを合わせたモダンなスタイリングは渋カッコよかったです。
みなさんの着付けのあとは、そのままパーティにもお邪魔させていただくことに。
会場は、田町にあるSHIBAURA HOUSE(妹島和世さんの建築です。)
江口研一さんケータリングのお料理を楽しみながら、オリジナルカルタによるカルタ大会(アート関連の素敵な景品がたくさん!)や、給湯流茶道 家元(仮)さんのパフォーマンス、あっという間の素敵な時間。
ケータリングのコンセプトは「A NOMADIC FUSION」
移動し、人と出会い混ざり合う。それぞれの文化のいいところが補い合えるフードとドリンク。
ベリーのシロップのソーダ割りがすごく美味しかったです。
筆ペンで描かれたオリジナルカルタ。デザートの最中も美味でした♫
衝撃の「給湯流茶道」
http://www.910ryu.com/
戦国時代に千利休が興した茶の湯。現代のビジネスパーソンの戦場であるオフィスビルの給湯室で抹茶をたてようと提案する給湯流茶道さんのパフォーマンス。
「現代の侘び寂び」とは何か?という問いや、茶器選びが深くアグレッシブですごく面白かったです。(みなさんもぜひリンク先読んでみてください!!)
普段の仕事とはまた少し違う業界のみなさんから楽しいお話もたくさん伺えて、楽しく過ごすことができました。
お声がけありがとうございました。
大勢の方への着付などの場合、和装企画でも洋装で出かけたりします。
和装と洋装のどちらかに固執したり、離して線引きするというよりも、その日の予定や用途で両方を自由自在に行き来できる人でありたいなぁと思っています。
というか、お正月に一回り成長した(物理的な意味で)ワタクシとしては、元のサイズの服が綺麗に着られる身体に戻したい・・・と念じる今日この頃です。(今年は運動しようと思う。)

コンテンツディレクション、文筆。工芸、古典芸能など暮らしや日本文化に関することを中心に、講座やイベントの企画・ディレクション、取材・執筆をしています。和樂web(小学館)、サントリー、中川政七商店、NewsPicks NewSchoolなどでお仕事中。夜の散歩、のんびり美術鑑賞、お茶の時間、動物が好き。