染織研究家の木村孝さんの講演にいってきました。
色無地のあれこれを中心に最近の染織技術のお話なども伺える貴重な機会。
同じ観劇でも、25日間同じ演目の歌舞伎と1日限りの能楽では紋無しで行くか、紋付で気合い(⁉︎)を入れて行くかみたいな加減がある(演目によってアレンジしたり)というお話が興味深かったです。
テキストに載っている通り一遍のルールではなく、演者さんへの敬意や尊敬の念が伺えるさじ加減。
服装に限らずですが、その日自分が伺う場はどのような場か?を丁寧に考えて心が遣える人間でありたいなぁ。
写真は、講演のあと着物企画の打ち合わせしながら戴いた秋の誘惑。
心もさることながら、カロリー使うこと考えた方がいいよ?と、己れに言い聞かせる帰り道。
(´-`).。oO(胃が重い。。燃えよカロリー!!
コンテンツディレクション、文筆。工芸、古典芸能など暮らしや日本文化に関することを中心に、講座やイベントの企画・ディレクション、取材・執筆をしています。和樂web(小学館)、サントリー、中川政七商店、NewsPicks NewSchoolなどでお仕事中。夜の散歩、のんびり美術鑑賞、お茶の時間、動物が好き。