動物をテーマに作品をつくる造形作家 YOSHiNOBU (ヨシノブ)さんの羊毛フェルトでつくったリアルな動物作品展にいってきました。
こちらは、私のお気に入りのネズミさん。陰まで愛おしい。
体長10cmもない小さな作品でしたが指先まで精巧にできていて今にも動き出しそう。
リアルなだけでなく羊毛フェルトならではの魅力もたっぷりの作品たちは、ずっと見ていたくなる危険な(⁈)子たちでした。
指人形ご一行さま。
他にもブローチなど身につけられるアイテムも♬
この子は若冲にインスピレーションを受けて作ったというニワトリ。目が合うとドキドキした。
羊毛で羽毛の毛並みが再現されていたり。色んな色が交ざってリアルな様子が表れていたり。
実際に井の頭公園のニワトリを見ながら作ったのだそう。
寝落ち中のヒツジ氏。(毛並みモコモコ)
指先までリアルなテンさん。
立体感溢れるラクダさん。
カバさん。(首のシワまで!!)
存在感の溢れるブサねこさま。
(入り口入ってすぐのところで迎えられた。こ・・こんにちは。。)
ラッコ氏。(この子見て、私も筋トレ頑張ろうと思った。)
大人の階段を登り始めたヒナペンギンと大人ペンギン。
ヒナ(左)は羽毛が生え変わりかけなのです。
動物園や公園で実際の動物達を見つめながら創作活動するというYOSHiNOBUさん。
後ろ姿(おしり)つくるだけで1日終わっちゃったりもするのだとか。
シロクマ氏のおしり姿。
足裏もしっかりと肉球が!(特別に見せて頂きました)
足裏チェック中のシロクマ氏たち。死んだフリ?? なんかシュール(´o`)
こだわり抜いて何度も直すから、今日も家を出るギリギリの時間まで作っていらしたのだそう。
今朝完成したてホヤホヤというシロクマくん。
さっきひっくり返っていた2頭のシロクマたちと毛並みが違ったり1つ1つ個性ある作品でした。
なにやら井戸端会議するクマたち。
種類や年齢によっても骨骼や肉付きがちがったり、その子その子の個性をしっかり再現しながら羊毛ならではの魅力を出していんるんだって。
ほんとにみんな違う姿や表情で生きてるみたい。
だけど、どこかファンタジー。そんな夢のような世界です。
変わり種では、こんな子も。
ほっ骨?!
ろっ老婆?!(ドキッとする)
ロバがテーマの作品展で、1年めは普通にロバを。
2年めは骨を、3年めはネタがつきて老婆(ローバ)を作ったんだって( ̄▽ ̄)ナハっ
制作秘話やこだわりなどお話も色々伺えて面白かったです。
作家さんのお人柄もあり、動物と一緒の心地よい素敵な時間でした。
週明け月曜日まで!
オススメの作品展です♬
不定期開催で、東京・大阪でワークショップもされているとのこと。
出来上がるまでみっちりと教えてくださるそうなのでこちらもぜひ参加したいなぁと思っています♬
(以前も手紙舎さんでの入門篇のような講座に参加しましたがYOSHiNOBUさんのもぜひ受けたい!)
◆個展「 ぬくもりの隣 」
2015年1月17日(土)~19日(月)
11:00~18:00(最終日17:00)
Style-Hug Gallery
先日出版された「make animals」も店頭販売さていました。
かなり寄りで撮った写真が載っていたり、細かい作り方の解説までついている本。家で何度も見返しそう♬
会場のギャラリーもとっても素敵な場所でしたよ♬

コンテンツディレクション、文筆。工芸、古典芸能など暮らしや日本文化に関することを中心に、講座やイベントの企画・ディレクション、取材・執筆をしています。和樂web(小学館)、サントリー、中川政七商店、NewsPicks NewSchoolなどでお仕事中。夜の散歩、のんびり美術鑑賞、お茶の時間、動物が好き。