遊山箱に和菓子詰めてウェイする会に行ってきたよ!
遊山箱(ゆさんばこ)は、徳島県東部に伝わるお弁当箱。
かつて、春の節句で子ども達が山へ出かけるときに使われていたもの。
徳島の子はひとり1つ自分のための遊山箱を持ってたんだって。
(各家に子どもの数だけカラフルな遊山箱があったそう!)
三段重の一番下は、海苔巻きなどのごはん、真ん中はおかず、一番上はデザート・・・。
(聞いているだけでニヤケてきちゃいますな!)
稲作の神様がいると伝わる「遊山」という山に子どもが遊びに行って、山と里を行き来することで神様が里へ降りてくる、と考えられていたのだそう。この行事を経て毎年の稲作が始まったというお話が興味深かった。
この日は、お弁当ではなく、徳島の老舗菓子店 日の出楼の和菓子をたっぷりと詰めさせてもらいました。
目の前で、ねりきり作りを解説&実演も!
時節のねりきりは、ハロウィンモチーフのものも!
友人の遊山箱には、ねこ(ハロウィンなのでブラックキャット?!)の姿が。
そして、栗きんとんは自分で絞らせてもらいました!
(そしてバーナーで炙って「焼き栗きんとん」に♫)
徳島ならではのお菓子も。
ブルーの干菓子は、食用の藍で色付けされているそう。
藍って身体にいいんだって!(最近の研究で明らかになったらしい)
詰めて楽しい、食べて美味しい!
以前から憧れていた、昔ながらのお弁当箱「遊山箱」。
子どもの頃に使っていた方のお話も伺えて、ますます好きになりました。
自分用にひとつ用意して、春にはお花見やピクニックに連れ出したいな。
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コンテンツディレクション、文筆。工芸、古典芸能など暮らしや日本文化に関することを中心に、講座やイベントの企画・ディレクション、取材・執筆をしています。和樂web(小学館)、サントリー、中川政七商店、NewsPicks NewSchoolなどでお仕事中。夜の散歩、のんびり美術鑑賞、お茶の時間、動物が好き。