池尻大橋の銘店「季節料理 酒処 さそう」にて、お料理とともにお酒も愉しみながら学べるお料理教室。
旬の食材の活用方法や季節ならではの愉しみ方を提案する当企画、2月23日に「寒春の会」を開催しました。
※会の概要についてはこちらをご覧下さい。
さそう自家製「ヤンニョンジャン」
今回のテーマ食材は、韓国の伝統的調味料「ジャン(醤)」。
コチュジャンに薬味と調味料を加えて作る、さそう自家製の「ヤンニョンジャン」を使って、野菜料理、お肉料理、お魚料理の3品を作りました。

これがさそう自家製ヤンニョンジャン。これだけでお酒が進むという声も。
使い方は無限大!ヤンニョンジャンソースでバラエティ豊かな3品
このヤンニョンジャンを使って、お肉料理、お魚料理、野菜料理の3品を作ります。
まず、一品めはお野菜の料理。
うどのキンピラ入り生春巻き ヤンニョンジャン添え


写真は、生春巻きの巻き方のレクチャー。
カットした時に断面も綺麗に、デコボコしないまっすぐの筒状に、そんな美しい仕上がりにはちょっとしたコツがありました。

飛び入り参加の赤ちゃんも、美味しそうな香りに目が釘付けに。
大人な味覚をお持ちのようですが、離乳食もまだらしい。(将来はお酒好き??有望すぎる!笑)
続いて、お魚料理。
揚げ魚と新玉葱のヤンニョンジャン炒め クミンの香り


揚げ物というと、ハードル固く感じる方も多いかと思いますが、フライパンでササッと揚げ焼きすれば、後片付けも楽チンです。
そして最後は、お肉料理。
手羽中のココナッツミルク焼き 山椒の香り
これはかぶりつきたい!!

骨付き肉は、仕込みの段階で軽く切り込みを入れるのがポイント。
片手で簡単に食べられるのでパーティフードとしても嬉しい一品です。

タレに絡めて、トースターでこんがり焼けば簡単にできあがり!
ヤンニョンジャン、簡単に作れて何にでも合うソースです。
「いろんなものに合わせてみたい」「重宝しそう」と嬉しい感想もいただきました。
自分がお料理する時を想像しながら・・・
デモストレーション形式のお料理教室ですが、ご自身がお料理する時を疑似体験できるよう、プロと素人の手つきを見比べられる構成にしています。
ご自身で料理する時を想像して、気になったことは気軽に質問していただくスタイルです。
お料理教室では、写真撮影もOK。
ちょうどいい焼き加減や、タレとの絡み具合、カットの仕方など、それぞれの方が気になったところを記録されています。
料理の手順だけでなく、使っている調味料や調理器具について、道具の使い方についてなど、お客さまが色々と質問してくださるので、私も毎回新しい発見があって勉強になります。

宵の部は、フリードリンク。乾杯からお料理教室が始まります。
エプロンいらず、ほろ酔いでご機嫌なお料理教室。
次回は、梅雨の頃に・・・。
雨音をご馳走に、爽やかに晩酌できるお料理をご紹介予定です。
どうぞお楽しみに!
(参考記事)過去の開催レポート
春:『ひとつのソースでとりどりの肴。“さそう”こだわりのお酒と共に。』
夏:『ビールをもっと愉しむ!“さそう”のブレンドスパイスで作る、夏のおつまみ』
秋:『秋の夜長を愉しむ料理とワイン。旬のきのこを味わい尽くす』
冬:『さそう直伝“酒粕ソース”で愉しむ冬。店主こだわりの日本酒とともに。』
梅雨:『さそう直伝”梅干ソース”で身体を慈しむ。お酒とともに爽やかな梅雨の宴を』
真夏:『さそう流ガラムマサラで香り立つ酒肴!ビールと共に夏を味わう』
晩秋:『【ワイン×味噌】もてなし料理で暮れゆく季節を味わう』
立春:『さそう直伝”干し柿×生姜のソース” 日本酒香り立つ ぬくもりの宴』
初夏:『さそう直伝スパイス使い!自家製サルサソースでビールを愉しむ夏じたく』
中秋:『さそう直伝 “いちじくソース”で味わう月夜の宴 ワインとともに』
春待:『日本酒誘う肴。豆とスパイスが織りなす春待ちの宴』
初夏:『季節を彩る特製パクチーソース。ビールとロゼワイン誘う初夏の宴』
秋夜:『 “きのこのオイル漬け×ワイン” 秋の味覚を味わい尽くす』
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コンテンツディレクション、文筆。工芸、古典芸能など暮らしや日本文化に関することを中心に、講座やイベントの企画・ディレクション、取材・執筆をしています。和樂web(小学館)、サントリー、中川政七商店、NewsPicks NewSchoolなどでお仕事中。夜の散歩、のんびり美術鑑賞、お茶の時間、動物が好き。