先日、金継ぎ講座に行ってきたのです。

参加したのは、荻窪「六次元」のナカムラ クニオさんのレクチャー。
ナカムラさんは10年以上金継ぎ講座を開催されていて、金継ぎの著書もある方。
六次元も以前から行きたかった場所なので、色々ルンルンと出かけたのでした。
割れたり欠けたりして諦めてた器が、復活するだけじゃなく、新しい器として生まれ変わる。
金継ぎってそんな感じだった。

こちらは、このひ継いだリサ・ラーソンの有田焼おニャン豆皿。
金色の雫が加わって、心なし誇らしげな顔をしてる気がする。
(この子は我が家に来てすぐに欠けてしまって...。
それ以来、ずっとひっそり戸棚の中で暮らしてたのです。
やっと表に出て来れて、よかった。)

金継ぎの実技の後、講義の後半は、ナカムラさんがコレクションしてる古い金継ぎ器や縄文土器片を見せていただきながら器のレクチャー。

縄文土器のかけら!


いろんな時代や地域の器、金継ぎを見せていただけて、これもまたとっても楽ししい!

こちらは中国の古い技術、かすがいを使った金継ぎ。
この打ち込まれたかすがいは、裏には貫通していなくて、薄い器にほんの少しだけ埋め込まれてくっついてるんです。金継ぎの高度な装飾技術。
講座では、金継ぎ道具も一式いただけます。
これからは、うちでも金継ぎ、それから呼継ぎもしていこう。
継ぎたいものがある方はご連絡を!(笑)
六次元では、定期的に金継ぎ講座を開催されています。
ご興味ある方はぜひ〜。
六次元
http://rokujigen.blogspot.com/

コンテンツディレクション、文筆。工芸、古典芸能など暮らしや日本文化に関することを中心に、講座やイベントの企画・ディレクション、取材・執筆をしています。和樂web(小学館)、サントリー、中川政七商店、NewsPicks NewSchoolなどでお仕事中。夜の散歩、のんびり美術鑑賞、お茶の時間、動物が好き。